六段について その2
この説を知って私なりに考えてみました。そこで思い当たったのが次のことです。
昨日久々に山田流の六段を弾いてみて気づいたのですが、やたら九を押すなぁ、と。
九はそのまま弾くより、左手で押して音を高くするほうが断然多いのです。
ついでに四を押すのもこの曲は多いかな?
そんなに九を押すなら最初から調弦を高めにしておけばよいのに。
でも平調子を崩せないならば、九をいちいち押さなくてはならない。
平調子ありきならば、
こんなに九を押さなくてはならない曲を発想するのは難しかったのではないと…。
もしかしたら、どこか他のところから曲を持ってきてアレンジした…??
まあ、これは私の妄想です。
未だに正式な歴史がはっきりしないようですが、
研究者の皆様の進捗に注目していきたいと思います(^^;)
(ご紹介くださったi_love_shamisen様、掲載をお許しいただきました田尾様、
ありがとうございました)
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