教育テレビでバッハを聞きながら書いております。
バッハ、いいわ~。展開が予想を超えない安心感。やっぱり古典好きかも。
さて、本日(もう昨日か)「八重山 大ぶがりのぅしライブ」というものに行きました。
「ぶがりのぅし」というのは八重山方言で「お疲れ様会」という意味らしい。
内地で言う「忘年会」のことかしらね?
小浜島を拠点に活躍するミュージシャン、つちだきくおさんが発起人となって、
八重山出身のミュージシャンが年1回、赤坂グラフティというライブハウスに集合するという催しで、
今年で3回目になるとのこと。私も行くの3回目だから、初回から行ってたことになるのか。
このライブに通うきっかけは、司会&出演の大田守雄さんの勇姿(?)を見に行くためでした。
守雄さんは、私を琉球箏に導いてくれた恩人であります。
3年前、守雄さんの管理する石垣島情報サイト
で
「琉球箏でBEGINの島人ぬ宝を演奏する」という記事を見て、
「これは!詳しくお話が聞きたい!」と思ってメールしたところ、お返事をくださったのです。
私が石垣島に行った際も、島内を案内してくださったり、大変お世話になりました。
それから何度かメールでやり取りなどさせていただいておりました。
初回は、その守雄さんが東京のライブに参加するというので行ってみたのですが、
いまやライブ自体のファンとなって、毎年これを楽しみにしております。
今年は会場への到着が遅くなってしまい、最初から見れませんでした。
例年出演者による「鷲ぬ鳥」の踊りからスタートしていて、今年もあったみたいです。
沖縄の祝い事では、演目の初めを「座開き(ざーびらき)」と言って、
本島なら「かぎやで風」、八重山なら「鷲ぬ鳥」と、やる演目が決まっています。
ポップスとロックのライブなのに、こういうところをきっちりとやるのが、八重山らしくて素敵。
今回の出演者は、
BEE!BANG!BOO!/松竹けんしろう/嶋田綾/イノーズ+大泊一樹/STUPID DOG/峯夫に~に~バンド
STUPID DOGの皆さんが出てきたときには、待ってました!と叫びましたね、こっそり。
この方々を楽しみにライブに来ていると言っても過言ではない。
ジャンルは「メロディアス・ハードロック」?なんだかんだ言って、私が一番好きなジャンルだ。。。
メンバーの方々は40代(と思う)、なんだけど、なんてパワフルでカッコいいんだ!
聞いてるとシアワセな気持ちになるんですよね~。なんでですかね?
メンバーの方々が本当に楽しそうにやっているからでしょうなぁ。
それから、「峯夫に~に~バンド」。
BEGINファンならば名前に聞き覚えのある、石垣島の音楽の先輩方のバンドなのでした。
ギター&ボーカルがミネオにーにー、ドラムがカズ坊にーにー。そしてキーボードが守雄さん。
評判どおり凄かった!BEGINが憧れるわけだ。
東京で見られるなんて、貴重だ!見られて良かったなぁ。
年齢のことを言うのは無粋かもしれないけど、いくつになってもバンドがやれるっていうのは
うらやましいなぁと思いました。
あぁ、いいなバンド。ちゃんとベース練習してればよかったな。(と思っても、たぶんすぐ忘れる)
最後はクラプトンのレイラをみんなで演奏して歌ってお開き。満腹の3時間でございました。
今回は、いわゆるステージングというものにも注意してみました。
来週にゴスペルライブが控えているもので、ステージで人が歌うのを見て研究しようと。
「お客さんに歌わすときは、お客にマイク向けるのか。メモメモ…」とかね。
でもね、とにかく楽しそうにしたいと思いました。そうした方がお客さんもきっと楽しいもの。
歌う時に顔が崩れるのをちょっと気にしておりましたが、浅はかであったと反省しました。
とことん気持ちよさそうに歌ってやりたいと思います。 一応、決意だけはね。