2005年10月21日

なんちゃって沖縄なまり

「ウチナンチューのように歌えている。ヤマトゥっぽくなくていい」

筝の先生からそう言われています。歌に自信がまだまだ持てない私にはありがたい言葉です。

「三線やってるヤマトゥの人は多いけど、歌がヤマトゥのまんまで(筝を)合わせると調子が狂う。
コンクールで賞取ってる人でも、沖縄のなまりができてない人がいる」ともおっしゃいます。

沖縄なまりができてる、できていないという違いは具体的にどういうところなのか、
私のようなぺーぺーがおこがましくて語れません。

私が「できている」と言われたのは、BEGINの「オモトタケオ」をパワープレイして、
CDに合わせて歌いまくった、という経験が生きているのかもしれません。
とにかく栄昇さんのように歌いたくて、なまり方を研究しては真似したものです。
そういった鍛錬(?)の成果が自然と身についているのかも… なんて思ったりします。


それは置いといて、真面目な話をすると、ネットで「沖縄なまり」について調べたりもしました。
行き着いたサイトに次のようなことが書かれているのを見つけました。



「沖縄の発音では、母音が『え』の場合『い』と発音し、母音が『お』の場合『う』と発音する」


つまり、標準語では「あいうえお」と発音するところ、沖縄では「あいういう」となるのです。
極端に言えば。


例を挙げると、
標準語「声(こえ)」→沖縄「クヰ」
標準語「友(とも)」→沖縄「トゥム」
標準語「鳥(とり)」→沖縄「トゥリ」  などなど。



他に標準語の「き」が沖縄では「ち」となる、というパターンもあります。
例)標準語「おきなわ」→沖縄「うちなー」



私は上のようなことを知って以来、「え」「お」「き」を意識して歌っています。
こういう小さいことでも知っとけば違うんじゃないかな~と思っているんですが、どうでしょう?

「え」と「お」と「き」を気をつけるだけで、あなたも「なんちゃって沖縄なまり」ができますよ(?)



今回の記事を書くのに直接使ったわけではないけど、、、
参考サイト:琉球語音声データベース
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/


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