2005年11月20日
国会図書館の複写サービスって
昨日書いた「六段について」という記事でちらっと紹介しましたが、
国会図書館に「お近くの図書館から」文献のコピーの取り寄せができるサービスがあります。
詳細はこちら→http://www.ndl.go.jp/jp/service/near/copy.html
このサイトには簡単にできるようなこと書いてますが、実際は…。
国会図書館に「お近くの図書館から」文献のコピーの取り寄せができるサービスがあります。
詳細はこちら→http://www.ndl.go.jp/jp/service/near/copy.html
このサイトには簡単にできるようなこと書いてますが、実際は…。
サービス申込みのために、徒歩5分のところにある地元の図書館に向かいました。
「小さい図書館だと、国会図書館のサービスなんてあまりやったことないだろう」と思い、
話が通りやすいようにサイトの紹介文を印刷して持って行きました。あと文献の請求番号も印刷。
図書館のカウンターに「国会図書館に複写サービスを受けたいのですが…」
と印刷した紙を差し出す。
「お近くの図書館で、って書いてありますねぇ。少々お待ちください」と奥に引っ込む。
やはり、すぐには分からなかった。
約5分経過。係員2人で登場。
「お待たせして申し訳ございません。えー、国会図書館のサービスは○○区の場合、
△△図書館が窓口になっておりますので、
そちらのほうでお問い合わせいただけますかー?」
はぁ?「お近くの図書館」って書いてあるのに、ここではできないのー??
それに、なんで「できない」という答えが出るまでこんな時間かかるのよー!
「ご面倒おかけしてすみません」と2人揃って恐縮して言われてもねぇ。
「分かりました…」と答えて図書館を出ました。
仕方ない、指定された△△図書館へ向かいました。徒歩15分。もう「お近く」ではない。
カウンターでさっきと同じ質問をして、印刷した紙を差し出す。
「複写はご自身でコピー機でしていただいてますが?」
「いえっ国会図書館の文献のことですっ。こちら(紙)をご覧いただけますかっ」
というかみ合わないトークの後、
「失礼しましたっ。少々お待ちください」と紙を持って奥に引っ込みました。
待つこと5分。ここも2人で再登場。
国会図書館のマニュアル本と申込用紙の綴りを持って、2人でああだこうだと話し合っている。
私、ほうっておかれてます。おーい構ってくれ。何か言えー!
しばらくして「じゃ、ここを見てこの用紙に記入してください」と
マニュアルの「書き方見本」のページを差し出した。
はい? 説明ないの??
ま、いいや。見本見ながら書きましたよ。
「これでいいですか?」と係員に渡しても、「はあ…」と頼りない返事。
「念のためそちらもいただけますか?」
と文献の請求番号を印刷した紙も差し出すよう要求される。
「えー、1週間ほどでこちらに届く予定です。ご連絡いたしますのでおいでください」
とのこと。マニュアルに書いてあったのでしょう。
「分かりました。お願いしまーす」と図書館を出ました。
予告どおり1週間で連絡が来ました。
図書館のカウンターで用件を告げると、すぐ封書が出てきました。
「中に請求書が入ってますので、金融機関でお支払いください」と言われて終了。
申込み時と違って、ずいぶんあっさりしている。
以上が顛末でございます。いかがでございましょう?
しかし、なんで自宅まで郵送してくれないんだろうな。送料と梱包料まで取られているのに。
Posted by きょう at 23:00│Comments(0)
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