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Posted by TI-DA at

2005年10月10日

ごえん節

沖縄芸能大会が来週に迫ってまいりました。
先週の合同リハーサルの際、本番当日会場で配られるパンフレットが配られました。
自分の名前を確認したところ、何故か出演しないはずの演目にも名前が載っていました…。
印刷ミスのようです。

師匠に問うたところ、「せっかくだから出ればいいさぁ」と言われてしまいました。
急に演奏する曲が3つ増えてしまった。
他のお弟子さんは出る演目で、私もその方と一緒に練習したこともあったので、
全く初めてということはないのですが…。まあ、なんとかなるでしょう(^^;)


増えた3つの曲の中に「ごえん節」という曲があります。沖縄読みで「ぐいんぶし」。
この曲好きなんです。メロディーの流れがとても心地よい。曲の波に身を任せたい気分。


歌詞も良いのです。紹介させてください。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)沖縄の音楽

2005年10月10日

オリオンビールVSオリオンビール

写真1枚目を見てください。
オリオンビールの缶が2つ並んでいますが、間違いが1つあります。さて何でしょう?

見つかりましたか?
左の缶の上のほう、「Asahi」のロゴが見えるでしょう?
オリオンビールには、「アサヒビールのオリオン」というのがあるのです。

沖縄で売られているのが、右のオリオンビール。
沖縄以外で売られているのが、左のアサヒビールのオリオンになります。
アサヒビールがオリオンに沖縄県外に販売する分を製造委託して販売しているものなのです。
おそらく私たち関東人が酒屋で買っているのは、アサヒのものだと思います。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)沖縄びいき

2005年10月08日

琉球絣が好き

琉球舞踊は衣装が華やかで、踊りそのものに加えて、衣装を見る楽しみもあります。

「四ツ竹」に代表される女踊りの紅型(染の着物)は、
これぞ琉球王朝の伝統という迫力があります。

紅型は鮮やかで目を引きますが、
それよりも私は「谷茶前」など雑踊りで着る絣の着物に注目してしまいます。
絣柄の素朴さ、暖かさが魅力的なのです。

先日の合同リハーサルのときには踊りの方もいたのですが、
練習で使う稽古着が絣柄で素敵でした。
いいな~、と物欲しげに眺めておりました。


琉球の絣模様は、生活用品(風車など)や自然(水、鳥など)といった、
身の回りにあるものを図案化しているところが特徴です。中には豚小屋という柄もあるとか。
琉球人のセンスに興味津々です。

家紋を載せたお洒落な図録を本屋で見かけたことがあるけど、
あんな感じで琉球絣の柄の本をつくってくれないかしら。そしたら買うのに。


写真1は、私が唯一持っている琉球絣の着物です。
これはリサイクル屋で購入したのでそんなにはしなかったけど、
手織りの新品はかなりのお値段で、とても手が出ません。
買うとしたら「琴柱」という柄のにしたいなぁ。  …まあ妄想ですから。


(写真2は、東京美術・発行の「すぐわかる染め・織りの見分け方」より)  


Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏の稽古・舞台

2005年10月07日

箏奏者にとっての唄

琉球古典音楽において、唄については、「唄三線」という言葉があるように、三線の奏者が
もっぱら唄を担当します。ほかの楽器の奏者は歌いません。
箏の奏者もそうです。  (「そう」ばっかりしつこいな)

稽古の時も特に唄を歌うことを要求されません。
とりあえず箏が弾ければOKみたいな。
でも箏の奏者も唄が分からないと困るは困るのです。
唄を頼りに曲の展開を確認しますし、今どこ演奏してるのかって。


試験(コンクール)は、箏でも唄を歌います。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月02日

三線と箏の関係 ~演奏~

箏の音は三線や笛に比べて弱く、
合奏の中では耳を澄まさないとなかなか聞こえてきません。
「みよ~ん」という音が、三線の音の切れ間に微かに聞こえるくらいです。

音量は、三線>笛>>>>箏、という配分になるでしょうか。
素人から見ると、合奏に箏がなくっても大丈夫なんじゃないか、という感じもします。
箏を演奏する人間が言うセリフではありませんが…(^^;)

でも、こういうささやかな、聞こえるか聞こえないかの音を大切にするのが、
琉球の人の美意識なんでしょうね。


三線と箏は基本的にユニゾンで演奏します。  続きを読む


Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年09月30日

沖縄芸能大会のご案内

毎年恒例で、川崎市の沖縄芸能(三線とか踊りとか)の研究所が合同で
発表会をやっています。

題して「沖縄芸能大会」!

今年も以下のように開催します。私もちらっと出ます。

日時:10月16日(日) 開場:12時30分 開演:13時00分
会場;川崎市立教育文化会館大ホール (JR川崎駅よりバス・市営埠頭行き№19にて)
入場料:おそらく1200円(自信なし)

他をあまり知らないけど、関東最大級のイベントではないですか?
幕開けの斉唱では、100人以上が舞台に載って合奏するなどかなりの迫力です。
開催は、約5時間(!) どっぷり沖縄にいるかのような気分に浸れます。

【今年の演目】
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏の稽古・舞台

2005年09月28日

琉球愛歌

琉球音楽の歴史に関する文献を読んでいて、「へー、面白いなぁ」と思った言葉があります。

それは「踊奉行(おどりぶぎょう)」です。

「奉行」というと本土の人間は、時代劇に出てくる偉いお役人を想像します。
いかにも武士、というこの文字に、似つかわしくない「踊り」という文字がついている。

「踊奉行」という文字を見たとき、なんとも言えない収まりの良くない感じがしました。
「これはなんだ?」と読んでみると、琉球の歴史に大きく関わる重要な役職だとわかりました。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)沖縄の音楽