2005年10月29日
コンクール体験記 その2
コンクールは舞踊・箏・三線・太鼓・笛・胡弓の6部門あり、8月中旬~9月下旬の1ヶ月半の日程で行われます。
箏の新人部門は9月中旬に設定されています。
受験者の人数で試験日の日数も変わるのですが、この年は2日間となりました。
私たちの教室の受験番号は、先生が懇意にしている主催の新聞社の方が
くじを引いてくれました。
一緒に受験する2人は初日、私は2日の試験日にあたりました。
初日にさっさと終わらせて、早く沖縄で遊びたかったのに…残念。
先生もまとめて終わらしたかったでしょうから、ちょっと申し訳ない気持ちでした。
私は試験初日の2日前に、先生と同門の受験者1人(Tさん)と同行し那覇に入りました。
箏の新人部門は9月中旬に設定されています。
受験者の人数で試験日の日数も変わるのですが、この年は2日間となりました。
私たちの教室の受験番号は、先生が懇意にしている主催の新聞社の方が
くじを引いてくれました。
一緒に受験する2人は初日、私は2日の試験日にあたりました。
初日にさっさと終わらせて、早く沖縄で遊びたかったのに…残念。
先生もまとめて終わらしたかったでしょうから、ちょっと申し訳ない気持ちでした。
私は試験初日の2日前に、先生と同門の受験者1人(Tさん)と同行し那覇に入りました。
移動には「航空券往復+宿1泊」のツアーを使いました。
このほうが航空券と宿を別に手配するより断然安い。
さらに9月中旬は、夏休みシーズンが終わって価格が落ち着いていたのは幸いでした。
三線の方は8月中に試験があるため手配は大変だろうと思います。
楽器は、那覇にいる大先生(先生の先生の先生になる)からお借りすることになっています。
試験当日までにその楽器に慣れなければいけないので、
ホテルに楽器を持ち込んで練習することになります。
そのためホテルは新しくて防音がきちんとなされる(だろう)ところをチョイスしました。
爪つけてガンガン弾いていましたが、運良くクレームは入りませんでした。
ビジネスホテルで180㎝ある箏を床に置くスペースはありませんので、ベッドに箏を横たえ、
自分もベッドに正座をして演奏しました。これは先生の代から続く伝統的な(?)練習スタイルです。
大先生へ伺い、そこで演奏してみせることになりました。
大先生は上品な佇まいで、私たちの演奏を聞いて「上等さ~」
「その調子でやれば大丈夫よ~」と声をかけてくださいました。
まあ今更注意しても仕方が無いから、そうおっしゃったのかもしれませんが。
練習後、大先生のお手製の豚の煮物をいただきました。あれはおいしかった。
この日は、C先生という三線の先生のところにもお邪魔しました。
私の先生のお知り合いであり、弟子仲間Tさん、Mさんとは飲み友達という、
よく分からない紹介をされて連れていかれました。
C先生が東京にいらしたとき、箏の先生・Tさん・Mさんと食事をしたそうです。
箏の先生はC先生の偉さを知っているから敬遠していたけれども、
フレンドリーなウチナー気質の熟女Tさん・Mさんはお構いなしにC先生と飲み交わし、
大変気に入られて今ではすっかりメル友、という間柄になっているそうです。
C先生の奥様は箏の先生をしていらして、教室に箏があるから練習にくればいい、
といってくださったみたいです。C先生の前で1人1人弾くことになりました。
私はリズムが安定していないことを指摘され、ホテルでの練習時に気をつけることにしました。
C先生の教室がある町は昔は遊郭のあったところで、今も風俗店が並ぶ地域です。
辻もそうですが、今回の沖縄滞在では、観光ではまず行かない沖縄ディープサイドを
いろいろ垣間見まして、自分の中の沖縄侵食度(そんなのあるのか?)が
ますます高くなっていくのを実感しました…
その3に続く。
このほうが航空券と宿を別に手配するより断然安い。
さらに9月中旬は、夏休みシーズンが終わって価格が落ち着いていたのは幸いでした。
三線の方は8月中に試験があるため手配は大変だろうと思います。
楽器は、那覇にいる大先生(先生の先生の先生になる)からお借りすることになっています。
試験当日までにその楽器に慣れなければいけないので、
ホテルに楽器を持ち込んで練習することになります。
そのためホテルは新しくて防音がきちんとなされる(だろう)ところをチョイスしました。
爪つけてガンガン弾いていましたが、運良くクレームは入りませんでした。
ビジネスホテルで180㎝ある箏を床に置くスペースはありませんので、ベッドに箏を横たえ、
自分もベッドに正座をして演奏しました。これは先生の代から続く伝統的な(?)練習スタイルです。
大先生へ伺い、そこで演奏してみせることになりました。
大先生は上品な佇まいで、私たちの演奏を聞いて「上等さ~」
「その調子でやれば大丈夫よ~」と声をかけてくださいました。
まあ今更注意しても仕方が無いから、そうおっしゃったのかもしれませんが。
練習後、大先生のお手製の豚の煮物をいただきました。あれはおいしかった。
この日は、C先生という三線の先生のところにもお邪魔しました。
私の先生のお知り合いであり、弟子仲間Tさん、Mさんとは飲み友達という、
よく分からない紹介をされて連れていかれました。
C先生が東京にいらしたとき、箏の先生・Tさん・Mさんと食事をしたそうです。
箏の先生はC先生の偉さを知っているから敬遠していたけれども、
フレンドリーなウチナー気質の熟女Tさん・Mさんはお構いなしにC先生と飲み交わし、
大変気に入られて今ではすっかりメル友、という間柄になっているそうです。
C先生の奥様は箏の先生をしていらして、教室に箏があるから練習にくればいい、
といってくださったみたいです。C先生の前で1人1人弾くことになりました。
私はリズムが安定していないことを指摘され、ホテルでの練習時に気をつけることにしました。
C先生の教室がある町は昔は遊郭のあったところで、今も風俗店が並ぶ地域です。
辻もそうですが、今回の沖縄滞在では、観光ではまず行かない沖縄ディープサイドを
いろいろ垣間見まして、自分の中の沖縄侵食度(そんなのあるのか?)が
ますます高くなっていくのを実感しました…
その3に続く。
Posted by きょう at 23:00│Comments(0)
│琉球箏マメ知識