2005年10月30日

コンクール体験記 その3

明日が箏のコンクール第一日目という日。

夕方にまた大先生お邪魔する予定なので、それまではホテルで箏の練習。
しかし途中で煮詰まって、国際通りまで散歩したり、買い食いしたりして過ごす。

大先生のお宅は栄町にあります。
栄町は昔ながらの商店街が残り、沖縄通に人気のエリアなのです。

洋品店、雑貨屋、かまぼこ屋、お菓子屋…、先生に連れられていったりきたり。

先生、雑貨屋で「あー懐かし~」とゴザをゲット。「びーぐ」という素材でできており、
本土のゴザとは触り心地が違うのだそう。これで昼寝したら気持ちよさそうだなぁ。

私は、赤と黄色で塗られた沖縄のお箸を買った。
10組100円、安い。国際通りなら倍はする。

お店の人に「ねえさんウチンナンチューねー?」と言われる。
風貌からよくそう言われるのだが、本場で言われるとは…。

商店街のお店の前に置かれたベンチで、ヤクルトジョアを飲む。
心地よい風が吹いてくる。まったり。


夜は国際通りで食事。
その後、先生が以前生活していたあたりを歩いてみたい、ということで
桜坂から壷屋あたりまで散策。

「懐かしい、懐かしい」とずんずん進んでいく先生に、
引っ張られるだけの我々。
桜坂の赤ちょうちんからもれ聞こえる沖縄民謡。
壷屋の坂を上がったところから見える、ちらちらとした町明かり。

うーん、ディープだ。普通のナイチャー観光客がやることではないと思う…。


その4に続く。
なかなかコンクール本編に入らないなぁ…。すみません、次回から始まります。


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