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Posted by TI-DA at

2005年11月28日

八重山大ぶがりのぅしライブ

教育テレビでバッハを聞きながら書いております。
バッハ、いいわ~。展開が予想を超えない安心感。やっぱり古典好きかも。



さて、本日(もう昨日か)「八重山 大ぶがりのぅしライブ」というものに行きました。
「ぶがりのぅし」というのは八重山方言で「お疲れ様会」という意味らしい。
内地で言う「忘年会」のことかしらね?

小浜島を拠点に活躍するミュージシャン、つちだきくおさんが発起人となって、
八重山出身のミュージシャンが年1回、赤坂グラフティというライブハウスに集合するという催しで、
今年で3回目になるとのこと。私も行くの3回目だから、初回から行ってたことになるのか。


このライブに通うきっかけは、司会&出演の大田守雄さんの勇姿(?)を見に行くためでした。
守雄さんは、私を琉球箏に導いてくれた恩人であります。

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Posted by きょう at 23:00Comments(0)沖縄の音楽

2005年11月20日

国会図書館の複写サービスって

昨日書いた「六段について」という記事でちらっと紹介しましたが、
国会図書館に「お近くの図書館から」文献のコピーの取り寄せができるサービスがあります。
詳細はこちら→http://www.ndl.go.jp/jp/service/near/copy.html

このサイトには簡単にできるようなこと書いてますが、実際は…。  続きを読む


Posted by きょう at 23:00Comments(0)それ以外

2005年11月19日

六段について その3(最終回…にしたい)

以前、箏の有名曲「六段」について書きました。

「一般的に六段は八橋検校の作とされているが、これは誤りで、
琉球の曲を平調子にアレンジした」 という説がある、というものです。

この記事を書いて以来、ずっと気になって気になって仕方ありませんでした。
この説を唱えた学者さんは、どんな根拠でそんなふうに言っているのか。
早く解決したかった。


出典が古い雑誌のようで、国会図書館にでも行かないと原文は読めないらしい。
でも、国会図書館って手続きとか面倒そうだしなぁ…、
となかなかそちらに足が向きませんでした。

どうしようかなーと国会図書館のサイトを眺めたら、
「お近くの図書館で複写サービスを受けられる」という情報が載っているじゃありませんか。
いいじゃない。早速利用することにしました。

簡単に手続きできるものと思っていましたが…、この方法もなかなか手間かかりました。
この話はまた別のところで。




手続きから1週間。手元に例の雑誌のコピーが届きました。資料の詳細は次のとおり。
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Posted by きょう at 23:00Comments(1)琉球箏マメ知識

2005年11月17日

コンクール体験記 その7(最終回)

私は試験の翌日から2日間、さらに沖縄に滞在する予定にしておりました。
せっかく沖縄に来たのだから、少しは遊びたい。
合格してたら「ご褒美旅行」、不合格なら「残念旅行」ということで…。
幸い前者になりました。

最大の目的は「美ら海水族館」。

ここは一度は行くべき、と誰しも言うので、
そんなに興味はなかったけど行ってみることにしました。
まあ近辺にオリオンビール工場もあるし、セットでいいかなと。

水族館、想像以上に良かったです。

ジンベイザメやらマンタやら、あんな間近で悠々と泳ぐのを見れるなんて。
すっかりジンベイフリーク。「じんべい~、じんべい~」と一人ではしゃいでました。
心の中で。

オリオンビール工場は、間違いなかったですね。
工場見学の後、できたてを試飲させてくれるのですが、そのうまいこと!
オリオンに一生ついて行くと心に決めました。

あと、そばの名店「岸本食堂」にも寄りました。噂に違わぬうまさでした。
わざわざ行って行列に並ぶ気持ちも分かりました。


合格者の名前は、発表の翌日地元新聞に掲載されます。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年11月01日

コンクール体験記 その6

本番スタート。

舞台の袖から出てまず一礼。
箏の前まで進み出て正座。
箏と自分の間にこぶし2個分のスペースを空けるのがポイント。

座ってまたお辞儀。箏の直前まで膝と両手でにじり寄って、位置を調整。
この間、客席の方は一切見ませんでした。
審査員の姿を確認したら、舞い上がってどうしよもなくなるだろうから。


手を箏の上に構える。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月31日

コンクール体験記 その5

弟子仲間の出番が終わったので、客席から会場を見学することにしました。


会場は小~中規模のコンサートを行うような広さ。観客はぽつぽつと点在しています。
客席の方は暗く、舞台だけがぼぉっと明るい。
舞台のすぐ下に審査員の先生方が10名ほど並んで威圧感を漂わせています。

しーーーーーんと静まり返って、物音ひとつ立てられないような雰囲気。
「静粛に」という注意書きがあり、観客はじっと観戦するしかないのです。撮影・録音も不可。

「審査を続けます。○○番」という進行係のアナウンスで、受験者入場。
会場には箏の音しかありません。物凄い緊張感のある空間です。


「ああ…、明日は私もあの舞台に立つのか…」うんざり。
でも実感が湧かない、という複雑な感じ。
「先生方の着物、琉球柄できれいだな~」なんて後姿を眺めていました。


ホテルに戻り稽古を始めるのですが、身が入らない。
忘れ物がないように着物など準備して、楽器も片付けてしまいました。

弟子仲間と夕飯を取って、「景気づけだ~」と泡盛もしっかり飲んで、
早々に床に就きました。


一夜明けて、本番当日。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月30日

コンクール体験記 その4

コンクール第一日目。

私の出場は2日目だが、同じ教室のお弟子さん2人がこの日に出るため、
私も手伝いで会場に同行。
試験は10時スタートですが、会場準備前に舞台で練習ができるため、
早めに会場入りします。


箏はタクシーで運搬しました。

先生が「那覇のタクシーはコンクールで箏を運ぶの慣れているから大丈夫よ」と言うので、
どうやってあんな長いもの(約180cm)積むのか…と疑問でしたが…
乗りました、客3人と箏1台が。

助手席から後部座席に斜めに渡せば、なんとか納まるんですねぇ。
それにしても運転手さんが、まったく嫌な顔をせず、むしろ協力的なのに驚いた。
本土だったら乗車拒否されるんじゃないだろうか…。

会場は琉球新報ホール。  続きを読む


Posted by きょう at 23:01Comments(0)琉球箏マメ知識