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Posted by TI-DA at

2005年10月30日

コンクール体験記 その3

明日が箏のコンクール第一日目という日。

夕方にまた大先生お邪魔する予定なので、それまではホテルで箏の練習。
しかし途中で煮詰まって、国際通りまで散歩したり、買い食いしたりして過ごす。

大先生のお宅は栄町にあります。
栄町は昔ながらの商店街が残り、沖縄通に人気のエリアなのです。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月29日

コンクール体験記 その2

コンクールは舞踊・箏・三線・太鼓・笛・胡弓の6部門あり、8月中旬~9月下旬の1ヶ月半の日程で行われます。
箏の新人部門は9月中旬に設定されています。
受験者の人数で試験日の日数も変わるのですが、この年は2日間となりました。


私たちの教室の受験番号は、先生が懇意にしている主催の新聞社の方が
くじを引いてくれました。
一緒に受験する2人は初日、私は2日の試験日にあたりました。

初日にさっさと終わらせて、早く沖縄で遊びたかったのに…残念。
先生もまとめて終わらしたかったでしょうから、ちょっと申し訳ない気持ちでした。


私は試験初日の2日前に、先生と同門の受験者1人(Tさん)と同行し那覇に入りました。
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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月27日

琉球古典芸能コンクールの概要

沖縄芸能に携わったことのある人間なら、一度は耳にするであろう「コンクール」という言葉。
今回はコンクールについてお話させていただきます。


「コンクール」と聞くと、演奏の優劣を競って1位・2位…と順位を
決めるもののようにイメージします。
実際はそうではなくて、段位認定試験と表現すると分かりやすいかもしれません。
演奏者の技量がその資格に見合っているか判定する審査会なのです。


演奏者は舞台に1人出て課題曲を弾き、
それを舞台の直前に居並ぶ審査員の先生方が判定します。
社会人になって、こんなに緊張したことはなかっただろう、というくらい緊張しましたよ。
あれが、またしばらくしたらまたあるかと思うと、気分がどよ~んとします…


まずは、コンクールの概要について書きます。
後々私の実体験も書かせていただこうと思います。


【コンクールとは】

手元の実施要綱に『趣旨』として次のように載っていました。
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2005年10月27日

コンクール体験記 その1

私は琉球古典芸能コンクールの箏新人部門を受験し、なんとか合格させていただきました。
その時の体験を思い出しつつ書いてみようと思います。


コンクールの応募締め切りは6月中旬。
私が受験を決めたのは6月に入ってからなので、本当にぎりぎりでした。

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Posted by きょう at 23:00Comments(0)琉球箏マメ知識

2005年10月25日

気になるお月謝

私の所属する会派は協会で月謝が決まっているようで、
大先生(先生の先生)の教室には、費用が印刷されたチラシが壁に貼ってありました。
床屋みたいに明朗会計。

・入会金     5,000円
・月謝      8,000円(週一回が基準)

他にかかるものとしては、

・雑費(月額)  500円(楽譜のコピー代とか)
・協会費(年額) 2,500円
・沖縄芸能連盟費 1,000円(年)   など

いろいろなお稽古事に比べて特に高いということもなく、リーズナブルだと私は思う。
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2005年10月24日

琉球箏曲の教室の探し方

琉球芸能の教室はたいてい「○○(先生の名前)研究所」という名前がついています。
ちょっと厳めしいイメージですが、
伝統芸能の継承という使命をおびて活動している、気概を感じます。


私が今の教室を見つけたのは、本当に偶然でした。
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2005年10月24日

琉球箏の会派

琉球箏曲には現在、「琉球箏曲興陽会」と「琉球箏曲保存会」が2大会派としてあります。

興陽会は昭和15年、保存会は昭和30年に設立しました。

基本的に流儀は同一ですが、工工四(楽譜)は別のものを使用しています。
同じ曲でもところどころ若干の相違があるようです。

この2大会派のほかに、
琉球最古の古典音楽である流派「湛水流箏曲」、
八重山地方の曲を扱う「八重山古典民謡箏曲保存会」、
琉球音楽のプリンス・よなは徹も属する「琉球民謡箏曲」という会派もあります。
  


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